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三菱商事とマツダがエネルギー供給会社を設立
三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小島順彦)とマツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:井巻久一)は、1月17日(火)にマツダの本社工場、防府工場(西浦地区)を対象に電力と熱エネルギー(蒸気)を供給する事業会社「MCMエネルギーサービス株式会社」を設立した。
新会社はマツダの本社工場、防府工場(西浦地区)の既設火力発電設備を引き継ぐとともに、新たな火力発電設備をマツダの本社工場内に建設し、2008年4月から営業運転を開始する。新会社はマツダの工場に電力と熱エネルギーを供給するほか、一部の電力を電気事業者に販売する予定。
三菱商事は、「オンサイト発電事業」を戦略分野と位置付け、電力及び熱エネルギー調達のアウトソーシングを目的として特定事業会社(オンサイト発電事業会社)を顧客ごとに設立する形で事業を展開しており、グループ会社「ダイヤモンドパワー株式会社」の電力小売事業との協調も図りながら、今後更なる事業拡大を目指していく。
マツダは、これまで本社工場と防府工場で独自の発電設備により電力と熱エネルギーを確保してきたが、三菱商事と新会社を設立し、発電能力を増強することで、さらに低コストで安定したエネルギー供給体制を確立する。また熱エネルギー供給源として使用していた重油焚きボイラーを廃止するなどエネルギー利用の効率化を進め、今後も環境に優しい生産工場の確立を目指していく。 【新会社の概要】
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